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北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は3日、混乱を深めるベネズエラ情勢を巡り、「合法的に選挙された大統領を追い出そうとする外部勢力のいかなる企みも、明白な内政干渉」であると主張し、マドゥロ大統領への支持を鮮明にした。朝鮮中央通信の質問に答えた。

ベネズエラでは、与党と野党の指導者がそれぞれ「大統領」と「暫定大統領」への就任を宣言する異常事態が続いている。北朝鮮が支持するマドゥロ氏は1月10日、2期目の大統領就任式に臨んだものの、強権的な手法が批判され、正統性がゆらいでいる。

一方、野党指導者のグアイド国会議長を担ぐトランプ米大統領は3日の米CBS番組のインタビューで、ベネズエラへの軍事介入の可能性について「選択肢だ」と明言した。

報道官は「ベネズエラ問題はベネズエラの政府と人民の自主的意思と決定に従って平和的に解決されなければならないということが、われわれの確固たる立場である」と強調した。