北朝鮮が、名産品である朝鮮人参(高麗人参)の産業拡大に動き出したもようだ。
国営の朝鮮中央通信は25日、「最高人民会議常任委員会が人参法を採択、発表した」と伝えた。また、同通信は22日、「朝鮮人参協会」が結成されたことを伝えている。

同国の金正恩党委員長は今月7~10日に訪中。9日には中国の代表的な生薬メーカーである同仁堂を視察しており、北朝鮮もこの分野での外貨獲得に注力していく可能性がある。

同通信によると、5章48条からなる人参法は「人参部門の活動において提起される原則、人参畑の造成と人参の栽培と買い入れ、その加工品の生産および販売、そしてこの活動に対する指導、統制において守るべき法的要求」が明らかにされている。

同通信は「人参法の採択により、朝鮮の名産物である人参の栽培をさらに増やし、人民の健康をよりよく保護し、増進させられる法的保証がもたらされた」と強調した。

一方、朝鮮人参協会は「朝鮮人参の栽培と買い入れ、加工、輸出などを統一的に掌握、指導することをはじめ、朝鮮人参に関連する全ての事業を主管する非常設機構」だという。

同通信の一連の報道全文は次のとおり。

朝鮮で人参法を採択

【平壌1月25日発朝鮮中央通信】最近、朝鮮最高人民会議常任委員会が人参法を採択、発表した。

5の章に48の条から構成されている同法には、人参部門の活動において提起される原則、人参畑の造成と人参の栽培と買い入れ、その加工品の生産および販売、そしてこの活動に対する指導、統制において守るべき法的要求が明らかになっている。

人参法の採択により、朝鮮の名産物である人参の栽培をさらに増やし、人民の健康をよりよく保護し、増進させられる法的保証がもたらされた。---

朝鮮人参協会を結成

【平壌1月22日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国人参協会(略称朝鮮人参協会)が結成された。

同協会は、朝鮮人参の栽培と買い入れ、加工、輸出などを統一的に掌握、指導することをはじめ、朝鮮人参に関連する全ての事業を主管する非常設機構である。

同協会書記長である朝鮮開城高麗人参貿易会社社長のキム・グァンヘ氏は、協会が特異な薬効成分によって古くから世界に広く知られている長寿補薬剤であり、国の名産物である朝鮮人参の栽培面積と栽培量を画期的に増やし、加工をより科学化するための事業を積極的に推し進めて人民の健康増進に寄与すると述べている。---

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