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特に、金正日が側近の管理のため、プレゼント統治や秘密パーティーなどを開いたが、金正恩もそのまま踏襲する可能性が高いと思われる。金正日は組織の指導部と総政治局、および防衛司令部などで党、政、軍のパワーエリートたちに対して徹底的な監視と統制を進める一方、懐柔と忠誠心を高めるために、プレゼント政治と側近のパーティーを行ってきた。

黄長燁・元労働党秘書によると、金正日は自らが権力を握り始めた1970年代初頭から、側近を管理する為に秘密のパーティーを開始し、後継者として正式に選出された1974年からは側近と秘密パーティーを定例的に行った。

これと共に、金正日はパワーエリートに定期的に現金やプレゼントを提供し、忠誠心を抱かせた。高位幹部出身の脱北者らによると、金正日はパワーエリートに還暦賞を与え、健康状態が悪い時には特別の飛行機を提供し、海外の有名病院で治療を受けるよう支援した。

金正日は、秘密のパーティー参加の幹部らへ自身の最側近だという認識を植え付け、秘密のパーティーで主要人物と政策の方針を決定した。金正日は味方を作る人心把握術の一環として、秘密のパーティーを進めてきたというのが高位脱北者の証言である。特に、秘密パーティーは様々な恩恵を与えることによって忠誠心を高めるだけでなく、特権を共有する運命共同体との認識を伝えていく意図があった。

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