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「平和維持」と「対テロ」の美名の下、巧妙な方法で少しずつ海外進出の道を築いてきた「自衛隊」は、こんにちになって「積極的平和主義」を唱えて公然と全世界を奔走しながら火薬のにおいを漂わせる域に至った。

今、日本の政界で首相安倍の自民党総裁再選以後、「自衛隊」の存在を憲法に明記するための改憲の動きが速まっているのを見ると、憲法の改正まで視野に入れて軍事的海外進出を露骨に追求しているということは明白である。

20世紀にアジア諸国の人民に実に多大な被害を与えた戦犯国であり、交戦権、参戦権はもちろん、正規軍も持てなくなった戦敗国である日本が、またもや実現しようとする海外膨張はすなわち侵略戦争として、その企図自体が罪悪である。

日本の反動層は、火薬のにおいを漂わせるほど地域の人民と国際社会からよりいっそう孤立し、排撃されるということをはっきり認識すべきである。

軍国主義の復活によって、日本に与えられるものは悲惨な破滅だけである。---