北朝鮮国営の朝鮮中央通信は19日、前日に平壌入りした文在寅韓国大統領の訪朝と、金正恩党委員長との南北首脳会談について伝えた。首脳会談は19日にも行われ、文在寅氏は20日に帰国する。

金正恩氏は李雪主(リ・ソルチュ)夫人とともに、平壌国際空港で文在寅氏夫妻を出迎えた。空港には、北朝鮮序列2位の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長をはじめ、朝鮮労働党と朝鮮人民軍、平壌市の幹部らが顔をそろえた。

首脳会談は党中央委員会の本部庁舎で行われ、「板門店(パンムンジョム)宣言を全面的に忠実に履行して、北南関係の発展をより加速化するためのいろいろな問題に対する深みのある意見交換が行われた」という。また、両首脳は「今年に成功裏に実現された2回にわたる対面と会談以後、肯定的に立派に発展している現北南関係の状況について高く評価し、互いに関心を寄せている重要問題に関する率直かつ虚心坦懐の対話を行った」という。

会談には、北朝鮮側から金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が、韓国側からは青瓦台国家安保室の鄭義溶(チョン・ウィヨン)室長、国家情報院の徐薫(ソ・フン)院長が同席した。

両首脳は会談後、夫人らを伴って芸術公演を観覧。続いて金正恩氏主催による歓迎宴が「木蘭館(モンラングァン)」で行われた。