北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は8日、日本が北東アジアの「地域情勢の流れを逆戻り」させようとしていると非難する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、航空自衛隊が7月27日、日本海上で米空軍と共同訓練を行ったことに言及。「日本の反動層は、まず情勢を緊張させ、それをいいことにして軍事大国化の野望を実現しようとしている」と非難した。

また「日本を戦争国家とするのが、安倍一味の最終目標である」としながら、「平和の破壊者としての安倍一味の好戦的正体は、時間が経つにつれてことごとくさらけ出されている」などと主張した。

同通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 緊張緩和の雰囲気を害する日本反動層の危険な妄動を糾弾

【平壌8月8日発朝鮮中央通信】先日、日本の航空「自衛隊」が朝鮮半島周辺の上空で米空軍と結託して爆弾投下訓練を行った。

核兵器の搭載が可能なグアム駐屯米戦略核爆撃機B52の2機と日本「自衛隊」のF15戦闘機6機が訓練に参加したという。

戦争演習の組織者らは、今回の合同軍事演習の挑発的性格を隠してみようと戦略爆撃機に核爆弾を搭載しなかったというお粗末な弁解を並べ立てている。

8日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、なんとしても緊張緩和へ向かう地域情勢の流れを逆戻りさせ、そこから利をむさぼろうとするのが日本反動層の胸算用であると暴き、次のように強調した。

日本の反動層は、まず情勢を緊張させ、それをいいことにして軍事大国化の野望を実現しようとしている。

日本を戦争国家につくるのは、安倍一味の最終目標である。

彼らは、朝鮮半島で平和体制が樹立されれば軍事大国化実現の名分を失うかもしれないので非常に不安がっている。

日本の反動層は、われわれによる「脅威」を口実に銃声を鳴らし、火薬のにおいを漂わせて情勢を激化させてこそ、自分らの目的を達成することができると見なしている。

平和の破壊者としての安倍一味の好戦的正体は、時間が経つにつれてことごとくさらけ出されている。---

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