北朝鮮の金正恩党委員長が26日、翌日で朝鮮戦争の休戦から65年となるのに際し、「祖国解放戦争参戦烈士墓」を訪れた。朝鮮中央通信が伝えた。
同通信によれば、朝鮮人民軍の金秀吉(キム・スギル)総政治局長(陸軍大将)、李永吉(リ・ヨンギル)総参謀長(同)、努光鉄人民武力相(同)、参戦老兵である楊亨燮(ヤン・ヒョンソプ)、李明秀(リ・ミョンス)、太宗秀(テ・ジョンス)の各氏が同行した。
金正恩氏は「党と革命、祖国と人民を決死の覚悟で防衛した祖国解放戦争参戦烈士たちの不屈の闘争精神と英雄的偉勲は祖国の歴史に末永く輝くであろうと述べ、全ての人民軍将兵と党員と勤労者、新世代が強大かつ尊厳ある社会主義朝鮮の百勝の歴史と伝統をしっかり継承していくとの確信を表明した」という。
金正恩氏はまた、烈士墓の前で第5回全国老兵大会参加者らと共に記念写真を撮影。「党と祖国に対する燃えるような忠誠心と熱烈な愛国心を抱いて勇敢に戦って勝利の7・27をもたらした1950年代の祖国防衛者の不滅の偉勲があったがゆえに、こんにちわが朝鮮は尊厳ある人民の国として威容を宣揚し、社会主義強国の頂上に向かって力強く前進していると述べ、全ての参戦老兵に頭を下げて熱いあいさつを贈った」という。