北朝鮮国営の朝鮮中央通信は26日、金正恩党委員長が李雪主(リ・ソルチュ)夫人とともに、江原道(カンウォンド)の元山(ウォンサン)にある松涛園(ソンドウォン)総合食品工場と、元山(ウォンサン)戦傷栄誉軍人かばん工場を視察したと伝えた。視察の日時は明らかにされていない。

同通信によれば、金正恩氏は「松涛園総合食品工場の製品が道の範囲を超えて全国各地に広がり、中央の食品工場の製品に劣らないという評価を受けているがたいへんよいことであると述べ、全国的な食品工場間の製品競争を活発に行って見習い、追いついて追い越すための闘争熱風の中で生産的高揚を起こし、成果を引き続き拡大していかなければならないと語った」という。

またかばん工場では、「道ごとに数十万個の学生かばんを生産することのできる物質的・技術的土台が円滑に築かれただけに、今やかばんの質を高めるための闘いを勢いよく繰り広げて力を集中すべきだ」と述べたという。

視察には、朝鮮労働党中央委員会の幹部である韓光相(ハン・グァンサン)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)の両氏が同行した。

同通信の報道全文は次のとおり。

金正恩党委員長が松涛園総合食品工場を現地指導

【平壌7月26日発朝鮮中央通信】最高指導者金正恩委員長が李雪主同志と共に、松涛園総合食品工場を現地で指導した。

松涛園総合食品工場を現地指導する金正恩氏(2018年7月26日付朝鮮中央通信)
松涛園総合食品工場を現地指導する金正恩氏(2018年7月26日付朝鮮中央通信)

最高指導者は、沿革紹介室で解説を受けた後、工場の複数の生産工程を見て回りながら技術装備の状態と生産状況を具体的に調べた。

最高指導者は、工場で生産している食品を一つ一つ見ながら品種が本当に多い、いろいろなものがある、包装も多様で水準も高い、最近、食料工業部門で製品の包装とブランドデザインの水準が著しく改善されたとたたえた。

最高指導者は、松涛園総合食品工場の製品が道の範囲を超えて全国各地に広がり、中央の食品工場の製品に劣らないという評価を受けているがたいへんよいことであると述べ、全国的な食品工場間の製品競争を活発に行って見習い、追いついて追い越すための闘争熱風の中で生産的高揚を起こし、成果を引き続き拡大していかなければならないと語った。

最高指導者は、製品の品種が増えるのに合わせて保管条件が異なる食料加工製品に対する品質検査、監督活動を厳格かつ正確にすべきだと述べ、特に人々の健康と生命に直接的な影響を及ぼす食品と医薬品の場合、品質と衛生安全性を徹底的に保障するための製品検査制度を強化し、検査の方法と手段を改善して近代化すべきだと語った。

最高指導者は、今後、工場で全ての生産工程をより完璧(かんぺき)にオートメ化、無人化、無菌化するための近代化を自力更生の旗印を高く掲げてわれわれの技術力量とわれわれの資材、設備に依拠して行うことによって工場を国産化、主体化された生産拠点に整えていくべきだと述べ、そのための展望目標を正確に立てて頑強に実現させていくことについて教えた。

最高指導者は、科学技術普及室の運営を綿密に行って従業員を知識型の勤労者に準備させて生産工程の技術改造と設備の近代化においてひと役買うようにし、新しい技術革新案、奇抜な着想が生産者大衆の中で多く出るようにすべきだと述べた。

最高指導者は、工場の活動家と従業員が経営活動をよくし、良質の食品をより多く生産することによって、人民に愛される工場、人民に奉仕する工場の栄誉をより高く宣揚していくとの期待と確信を表明し、彼らと共に記念写真を撮った。

朝鮮労働党中央委員会の幹部である韓光相、趙甬元の両氏が同行した。---

金正恩党委員長が元山戦傷栄誉軍人かばん工場を現地指導

【平壌7月26日発朝鮮中央通信】最高指導者金正恩委員長が李雪主同志と共に、元山戦傷栄誉軍人かばん工場を現地で指導した。

最高指導者は、工場の各所を見て回りながら学生かばんの生産状況を具体的に調べた。

そして、道ごとに数十万個の学生かばんを生産することのできる物質的・技術的土台が円滑に築かれただけに、今やかばんの質を高めるための闘いを勢いよく繰り広げて力を集中すべきだと述べ、各道のかばん工場が生産した製品で質に対する評価を厳しくし、要求の度合いを強めることによって、全国の子どもと学生・生徒に供給されるかばんの質的水準が等しくなるようにすべきだと語った。

また、中央がかばんの生地とチャック、テープ、合成皮革、金具類とプラスチック加工品をはじめかばんの生産原料と資材を計画化して責任をもって保障することによって、各道に築かれたかばん工場で生産を正常化できるようにすべきだと述べた。

さらに、われわれの子どもと学生・生徒にわれわれが作った良質のノートとかばん、学用品、学生服を与えて、幼い時からわれわれのものを大事にして愛する愛国の心を刻み付けるようにしようというのが朝鮮労働党の意図だと述べ、全国のかばん工場の活動家と従業員は一つのかばんを作っても自分の子息に作ってやる母の気持ちで質的に作るために真心を込め、精魂を注がなければならないと重ねて頼んだ。

従業員の技術・技能水準を高めるための活動を先行させ、生産工程ごとで技術規定の要求を厳格に守るようにし、各かばん工場間の技術交流を行わせて互いに学び、知恵を合わせてかばんの質の向上のための闘いで飛躍と革新を起こすようにすべきだと述べた。

最高指導者は、元山戦傷栄誉軍人かばん工場の活動家と従業員が短期間に工場を自らの力と技術、資材でこぎれいに整備して生産を高い水準で正常化するためにあくせくと努力していることを高く評価し、彼らと共に記念写真を撮った。

最高指導者は、戦傷栄誉軍人をいたわって敬い、よく見守ってやらなければならないと述べ、道党委員会が戦傷栄誉軍人工場に対する関心を高めてよく援助しろ、彼らが次代のための甲斐があって栄誉ある仕事で誠実な労働の汗を流しながら、革命の花を引き続き咲かすようにすべきだと強調した。

朝鮮労働党中央委員会の幹部である韓光相、趙甬元の両氏が同行した。---

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