北朝鮮国営の朝鮮中央通信は24日、全国で例年にない高温現象が続いていると伝えた。
(参考記事:北朝鮮で集中豪雨、24時間で200ミリ超)同通信によると、15日から東海岸の一部地域で始まった高温現象は、次第に全国に拡大。特に22日の最高気温は江原道(カンウォンド)の元山(ウォンサン)市で39.7度、文川(ムンチョン)市で39.2度、川内(チョンネ)郡と安辺(アンビョン)郡、咸鏡南道(ハムギョンナムド)の金野(クミャ)郡で39度と、それぞれ観測史上最高を記録した。
また、同日の全国平均最高気温は34.6度、平年より7.2度高く、1981年以降で最高だった1997年7月26日の34度を上回った。
今後については、「23日から東海岸地域で少し弱まって26日まで続き、西海岸と北部内陸地域で数日間弱まる傾向があるが、8月初めまで持続する」もようだとしている。