北朝鮮の金正恩党委員長が搭乗していると見られる中国国際航空(エアチャイナ)の旅客機が10日午前、平壌を出発した。金正恩氏は米朝首脳会談のため、同日にシンガポールに向かうとされていた。

飛行中の航空機の位置をリアルタイムで表示するウェブサイト「フライトレーダー24」によると、エアチャイナのCA122便はこの日午前7時20分(日本時間)に中国から平壌に到着。8時39分(同)に平壌を出発した。使用されている航空機は、習近平国家主席など中国要人が専用機として利用するものと同じだという。北朝鮮が中国からチャーターしたものとみられる。

金正恩氏の専用機「チャンメ1」号は1980年代に旧ソ連から導入されたもので、老朽化のため、シンガポールまでの長距離が不安視されていた。(参考記事:【写真】金正恩氏が専用機で建設現場を視察 「平壌を世界的な都市に!」

一方、平壌からは9日午前7時もエアチャイナCA60便が出発。同日午後4時22分にシンガポールに到着した。同便には北朝鮮側の先遣隊が搭乗していたものと思われる。