北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は27日、米国のFOXニュース、CBS、CNNを名指しし、「盲目的に権力に追従する汚らわしい売文集団」であると非難する論評を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、これらの放送局が米政府高官らを出演させ、「彼らの言葉を受け売りにして朝鮮が米国の要求を受け入れれば、『大規模な民間レベルの経済的支援』を受けられるだの、非核化が検証可能で不可逆的な方法で行われるということを見せなければならないだのというせん越な訓示をした」と指摘。

「朝米会談を先に求めたのは、われわれではなく、米国である」としながら、米国からの経済支援についても「いささかの期待もかけたことがない」と言明した。

そのうえで米国メディアに対し、「たわごとを並べ立てる前に、朝鮮の歴史的な党中央委員会4月総会で提示された戦略的路線の意味を深く研究してみなければならない」と注文を付けた。

同通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 世論を惑わす米国のメディアに忠告

【平壌5月27日発朝鮮中央通信】最近、FOXニューステレビ放送、CBS放送、CNN放送は、米国の高位人物らを出演させて、朝米会談に関する彼らの言葉を受け売りにして朝鮮が米国の要求を受け入れれば、「大規模な民間レベルの経済的支援」を受けられるだの、非核化が検証可能で不可逆的な方法で行われるということを見せなければならないだのというせん越な訓示をした。

27日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、これは相手が誰なのかも知らずに明きめくらのように振る舞い、盲目的に権力に追従する汚らわしい売文集団のつまらない繰り言であると非難した。

同紙は、米国のメディアが朝鮮があたかも米国からの「経済的支援」を願って会談に臨むようになったかのように世論を惑わして引き続き拡大させている状況で、その事実如何についてありのまま明かさざるを得ないとし、次のように指摘した。

朝米会談を先に求めたのは、われわれではなく、米国である。

最近になって、米国は自分らが万能と見なしている軍事的力はもちろん、一縷(る)の期待をかけていた対朝鮮制裁騒動も破たんに直面するようになったということを悟るようになった。

米国には、他の道があり得なかった。

国際社会は、朝米関係において世界を驚かす劇的な変化が起こったのは全的に、朝鮮半島と世界の平和と安定を保障しようとするわれわれの平和愛好的な努力の結果であると言っている。

今回、あえて米国がうんぬんする「経済的支援」について言うなら、われわれはそれにいささかの期待もかけたことがない。

同紙は、米国のメディアに心から忠告するが、現在のように売文家のように振る舞ってたわごとを並べ立てる前に、朝鮮の歴史的な党中央委員会4月総会で提示された戦略的路線の意味を深く研究してみなければならないと強調した。---

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