北朝鮮の金正恩党委員長が26日、在日本朝鮮人総連合会(総連)第24回全体大会に祝賀文を送った。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

金正恩氏は祝賀文で「総連は、各級組織と団体、事業体を愛国・愛族の城石として鉄壁のように固め、特に支部重視の思想を一貫して堅持し、すべての基層組織を生気はつらつと動く生きた組織、相互扶助の美風と温かい情があふれる睦まじい同胞コミュニティーにつくりあげるべきだ」と述べた。

また、「総連の各級組織と活動家は、『同胞のために滅私奉仕しよう!』という同胞第一主義のスローガンの下に、同胞の権利と利益を擁護し、彼らに豊かで幸せな生活をもたらすためのサービス活動に全力を尽くすべきだ」と語った。

さらに、「総連は、朝鮮半島の平和と繁栄、統一のための新時代の要求に即して、各階層の同胞との民族団結事業を大規模に繰り広げ、統一愛国運動を一層力強く展開して、祖国統一の新しい歴史を書き記すうえで重要な一翼を担っていくべき」とし、そのうえで、「総連は、激変する情勢に対応してわが党と共和国政府の対外政策的立場を広く宣伝するための対外活動を能動的に繰り広げ、日本の進歩的人士と人民、国際機構との善隣・友好関係をさらに発展させて、総聯の活動と在日朝鮮人運動に有利な環境を主動的につくっていくべきだ」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

金正恩党委員長が在日本朝鮮人総聯合会第24回全体大会に祝賀文送る

【平壌5月26日発朝鮮中央通信】最高指導者金正恩委員長が26日、在日本朝鮮人総聯合会(総聯)第24回全体大会に祝賀文を送った。

祝賀文は、次の通り。

私は、わが祖国と民族の前途に明るい未来が開かれている激動の時期に、内外の大きな関心と期待の下に開かれる在日本朝鮮人総聯合会第24回全体大会に際して、大会の参加者をはじめすべての総聯の活動家と在日同胞に熱烈な祝賀を送ります。

総聯第23回全体大会が行われた時から過ぐる4年間は、総聯と在日同胞が金日成(キム・イルソン)大元帥と金正日(キム・ジョンイル)大元帥の懐で生まれ成長してきたチュチェ朝鮮の尊厳ある海外公民団体としての本来の姿を誇示し、在日朝鮮人運動の新たな全盛期を切り開く栄光に満ちた道程に赫々たる偉勲をしるしてきた誇り高い日々でした。

総聯は、類のない厳しい情勢と環境の下でもチュチェの旗をより高く掲げ、金日成大元帥と金正日大元帥の愛国遺産である総聯組織を守りぬき、各級組織と団体、事業体をいかなる狂風にも微動だにしない一心団結の城塞、愛国衷情の堡塁に打ち固めました。

総聯結成60周年記念行事をはじめ同胞あげての政治・文化祝典を通じて、大元帥たちのチュチェの海外同胞運動思想と業績をとわに輝かせ、5大教育を強力に繰り広げて活動家と同胞を確固たる信念と意志の体現者としてしっかり準備させたことは、総聯が総括期間に収めた最も貴重な成果です。

総聯は、民族教育事業に全組織的、全同胞的な力を注いで育ちゆく新しい世代を忠誠のバトン、愛国・愛族のバトンを継いでいく明日の担い手に育て上げ、在日同胞の権利と利益を擁護し拡大するための大衆運動を根気強く繰り広げて主体的力量をさらに拡大強化しました。

総聯の活動家と在日同胞は、穏やかな日も厳しい日も社会主義祖国と運命を共にしてわが共和国を積極的に支持し擁護し、祖国の自主的統一と富強・繁栄のための闘争に大きな貢献をしました。

私は、総括期間、総聯があらゆる障害と難関を果敢に乗り越え、第23回全体大会が示した課題を立派に遂行したことを高く評価するとともに、母なる祖国を変わることなく慕い、ひたすら支持してきた許宗萬(ホ・ジョンマン)議長同志をはじめすべての総聯活動家と在日同胞に熱い感謝を送ります。

チュチェ偉業の前途に重大な画期的局面が開かれている激動の時期に招集された総聯第24回全体大会は、在日朝鮮人運動の全面的繁栄のための新たな里程標をもたらす意義深い大会です。

総聯と在日同胞は、5000年の民族史にかつてなかった隆盛・繁栄の新たな転機が開かれる歴史的段階の要求に即して、希世の偉人たちの尊名によって輝く総聯を組織的、思想的にさらに強化し、在日朝鮮人運動の新たな全盛期を早めるための愛国・愛族の進軍を加速化していくべきです。

総聯は、各級組織内にチュチェの思想体系、指導体系を確立し、隊伍の一心団結を全面的に強化し、思想教育活動に引き続き主力を注いで、活動家と同胞の底知れない精神力に依拠して勝利の突破口を力強く切り開いていくべきです。

総聯は、各級組織と団体、事業体を愛国・愛族の城石として鉄壁のように固め、特に支部重視の思想を一貫して堅持し、すべての基層組織を生気はつらつと動く生きた組織、相互扶助の美風と温かい情があふれる睦まじい同胞コミュニティーにつくりあげるべきです。

民主主義的民族教育は総聯の最大の誇りであり、在日朝鮮人運動の命脈をしっかりつないでくれる万年大計の事業です。

総聯の各級組織は、民族教育事業を組織建設と愛国活動の中心に据えて次世代の教育事業に総力を集中し、朝鮮大学校をはじめ各級学校の教員陣容を固め、児童・生徒・学生の数を絶えず増やして、民族教育の燦然たる開花期を切り開くべきです。

総聯は、新しい世代の青年をはじめ各階層の同胞との活動に格別力を注いで、在日朝鮮人運動の大衆的基盤をさらに固めることによって、民族文化活動と大衆スポーツ活動を盛んに行って、朝鮮民族の誇りと気概をとどろかせるべきです。

総聯の各級組織と活動家は、「同胞のために滅私奉仕しよう!」という同胞第一主義のスローガンの下に、同胞の権利と利益を擁護し、彼らに豊かで幸せな生活をもたらすためのサービス活動に全力を尽くすべきです。

海外同胞の真の尊厳と幸福な未来は、強大な祖国と民族の統一・繁栄にあります。

総聯は、朝鮮半島の平和と繁栄、統一のための新時代の要求に即して、各階層の同胞との民族団結事業を大規模に繰り広げ、統一愛国運動を一層力強く展開して、祖国統一の新しい歴史を書き記すうえで重要な一翼を担っていくべきです。

総聯は、激変する情勢に対応してわが党と共和国政府の対外政策的立場を広く宣伝するための対外活動を能動的に繰り広げ、日本の進歩的人士と人民、国際機構との善隣・友好関係をさらに発展させて、総聯の活動と在日朝鮮人運動に有利な環境を主動的につくっていくべきです。

総聯の活動家と在日同胞は、母なる祖国を熱烈に愛し、断固擁護し、偉大な金正日的愛国主義を胸に秘めて社会主義強国の建設に特色ある寄与をすることによって、愛国・愛族の先覚者、愛国衷情の模範、世界の海外同胞組織のモデルとしての栄誉を引き続き輝かせていくべきです。

チュチェの社会主義祖国に運命の血筋をつなぎ、愛国・愛族の不変軌道に沿って力強く前進する総聯と在日朝鮮人運動の前途には常に勝利と栄光だけがあるでしょう。

私は、総聯第24回全体大会が在日朝鮮人運動史に特記すべき勝利と栄光の大会として、総聯の活動家と在日同胞の渾然一体をさらに深め、すべての同胞と子女に明日への希望と夢を抱かせる意義深い会合として美しく飾られるものと確信し、大会が立派な成果をあげるよう願うものです。---

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