北朝鮮国営の朝鮮中央通信は22日、現在の米朝対話の流れが米国による圧力の成果と見ることは「朝鮮半島情勢の発展に少しも役に立たない」とする論評を配信した。

論評は、現在の情勢は「(金正恩党委員長が)朝米関係の忌まわしい歴史にけりをつけようと戦略的決断を下し、朝鮮を訪問したポンペオ米国務長官に接見し、朝鮮半島と世界の平和と安定のために重大かつ度量の大きい措置を連続して取った」ためだと強調。

続けて「現実はこうであるのに、一部で朝鮮半島情勢の改善を巡って米国の「強硬外交のおかげ」だの、「持続的な圧迫強化の結果」だのと、どうのこうのと言っているのは、朝米対話の雰囲気をひどく曇らせる言動であり、朝鮮半島情勢の発展に少しも役に立たない」と述べた。

論評の全文は次のとおり。

現朝米対話の局面を直視すべきだ 朝鮮中央通信社論評

【平壌5月22日発朝鮮中央通信】国際社会は、近づく朝米首脳会談が朝鮮半島の情勢緩和を促し、立派な未来を建設するための大きな歩みになるものと期待している。

朝鮮国務委員会の金正恩委員長は、非凡な英知と無比の胆力、ずば抜けた政治実力で朝鮮を世界的な戦略国家の地位に引き上げ、朝鮮半島と地域の平和と安定を守っている。

朝米関係の忌まわしい歴史にけりをつけようとする戦略的決断を下して朝鮮を訪問したポンペオ米国務長官に接見し、朝鮮半島と世界の平和と安定のために重大かつ度量の大きい措置を連続取った。

これについて世界の言論は、「朝米首脳会談の順調な出発」「対米協商力を最大に高める一枚上手の策略」などと評し、こんにちの対話の局面が朝鮮の強大無比の国力と主動的な努力によってもたらされたことに対して広範に報じている。

ロシア共産党中央委員会のカズベク・タイサエフ書記は、ロシアの政党、団体の連合討論会で尊敬する金正恩委員長のスケールが大きい決断と朝鮮労働党の積極的な努力によって今、朝鮮半島には平和的環境が生じているとし、世界は日を追って発展する朝鮮の姿から金正恩委員長の偉大さと朝鮮労働党の賢明な指導について深く痛感していると述べた。

カナダ紙「トロント・スター」は、実際に北朝鮮が現在の情勢を主導し、米国はそれに従う状態である、世界が知るべきことは長い歳月の対決で北朝鮮が勝利しているということと、北朝鮮の政策に米国とその同盟国が受動的な位置で反応しているという事実である、北朝鮮は大きくない国であるが、軍事強国であり、主導的役割をしていると報じた。

ナイジェリアに本部を置く朝鮮人民との友好・連帯アフリカ地域委員会は、インターネット・ホームページに、次のような記事を掲載した。

「経済力や軍事力の『強大さ』を誇る米国に比べると、朝鮮は領土や人口において米国とは比べようもない小さな国である。

しかし、朝鮮はずば抜けた知略と胆力を身につけている金正恩閣下の指導を受けており、自分の偉業に忠実な軍隊と人民を持っている」

現実はこうであるが、一部で朝鮮半島情勢の改善を巡って米国の「強硬外交のおかげ」だの、「持続的な圧迫強化の結果」だのと、どうのこうのと言っているのは、朝米対話の雰囲気をひどく曇らせる言動として朝鮮半島情勢の発展に少しも役に立たない。

明白にしておくが、こんにちの情勢の流れは誰かの圧力による受動的な対応ではなく、われわれの金正恩委員長の非凡な政治的手腕と戦略的決断によってもたらされた主動的な変化である。

朝鮮半島の現情勢の局面に対する正しい認識を持つのは、世界の平和と安定に絶対的に有益である。---

    関連記事