北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は17日、米国のトランプ政権が軍事費を大幅に増額していることに対し、「力で世界を制覇しようとする米国の野望は、絶対に変わらない」と非難する論説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。

米国の2019会計年度(2018年10月~2019年9月)の軍事費の総額は、アフガニスタンなどでの戦費や、核兵器関連予算が割り当てられるエネルギー省分も含めて約78兆円に上る。

論説は、「冷戦終息後、米国の軍事費は常に第2の軍事費大国より数倍も高く、主要諸大国の軍事費を合わせたものより多かった。毎年、貿易赤字、財政赤字が増えて経済が沈滞状態に陥っても軍事費だけは引き続き増大させている」と指摘。

続けて「(米国は)潜在的ライバルの軍事的影響力と勢力圏拡大を阻み、地球に対する支配権を樹立するために武力増強に熱を上げている」などと非難した。