北朝鮮の内閣機関紙・民主朝鮮は5日、韓国政府に反発する内容の論評を2本、同時に掲載した。

朝鮮中央通信によれば、論評はそれぞれ、8年前の韓国海軍艦艇「天安」沈没を北朝鮮の仕業と見なす韓国政府の姿勢と、3月の人権理事会で対北朝鮮決議が採択されたことを「歓迎する」とした韓国政府の立場を問題視したもの。

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いずれも、「軽率な行動はいつも事を台無しにするものである」「われわれの尊厳と体制を悪らつに謗り、否定しながら、いったい誰と対話をし、関係の改善をするつもりか」などとして、これらの問題が南北対話に悪影響を及ぼしかねないことを示唆している。

これらと同様の論評は、すでに朝鮮労働党機関紙の労働新聞と国営の朝鮮中央通信からも出ており、「天安」事件と人権問題が、北朝鮮にとっての「禁忌」であることが示されたものと言える。