韓国の平昌で9日から始まった冬季五輪には、北朝鮮からアイスホッケー、スキー、スケートに22人の選手が出場する。彼らの姿を、複雑な思いで見つめている女性がいる。元北朝鮮代表選手で、脱北後に韓国に暮らすキム・ヨン(仮名)さんだ。

キムさんはデイリーNKに、北朝鮮での選手生活の思い出や、後輩たちへの思いを綴った次のような文章を寄稿した。

オリンピックに参加する北朝鮮代表選手たちの、韓国到着を伝えるニュースを見た。笑みを浮かべようと努める後輩たちの姿を見て、胸が詰まった。北朝鮮代表選手として韓国に到着したときに私が感じたことと、同じ思いを抱いているのだと思う。おそらくオリンピックに参加することになった期待より、厳しい「思想戦」と「闘志戦」のプレッシャーの方が大きいのではないだろうか。