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米国政府が今月、核・ミサイル開発を巡って北朝鮮への独自の制裁対象を追加したことについて、北朝鮮外務省の報道官(スポークスマン)は27日、「北南間の交流と協力の過程に水を差し、情勢を激化させてみようとする腹黒い下心の発露である」と非難した。朝鮮中央通信の質問に答えた。

米財務省は24日、北朝鮮の海運会社など9団体と北朝鮮籍の船舶6隻、16個人を独自の制裁対象に追加したと発表した。今回は特に、核開発の資金源遮断に向け、海上での密輸行為の取り締まりを強化する目的があるとされる。

報道官はこれに対し、「明々白々とした主権侵害行為、重大な挑発行為である」と指摘。米国は「時代錯誤の対朝鮮敵視政策を放棄しなければならず、朝鮮半島の情勢を激化させる挑発行為を中止すべきだ」と主張した。