その上で、「こんにち、わが国家は尊厳ある核強国、世界的な軍事大国であり、米国がわれわれを核で威嚇していた時代は永遠に過ぎ去った。トランプは、火を好む者は火に焼け死ぬという言葉を銘記する方がよかろう」と警告した。
(注1)プエブロ号事件とは、1968年1月23日に北朝鮮の元山港沖で米国の武装情報船プエブロ号が北朝鮮軍に拿捕された事件のこと。
(関連記事:プエブロ号事件とは?)(注2)1976年の板門店事件とは、非武装地帯内の共同警備区域内に植えられていたポプラ並木の剪定をめぐり、北朝鮮軍が米韓軍を襲撃した事件。ポプラ事件と言われている。北朝鮮軍の襲撃によって米軍兵士2名が殺害され、韓国軍兵士数名が負傷した。第2次朝鮮戦争の引き金になりかねない事件だったが、北朝鮮の金日成主席が「遺憾の意」を表して謝罪したことにより事態は収まった。
朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。