北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の日本、米国、韓国の主席代表会議が27日、ソウルで開かれた。会合には、日本からは伊原純一外務省アジア大洋州局長会議、米国側からのソン・キム北朝鮮政策担当特別代表、韓国側から黄浚局(ファン・ジュングク)朝鮮半島平和交渉本部長が出席した。
会合の冒頭発言で韓国の黄浚局主席代表は、「我々は、北朝鮮が継続的に核とミサイルの能力を高度化している状況に直面している」と述べながら、「日米韓3カ国は、北朝鮮の脅威に効果的に対応して、北朝鮮の非核化を進展させるのために緊密に協力していく」と強調した。
会議では、北朝鮮の武力挑発への対応や2008年以来、開かれていない6カ国協議の再開問題についても議論すると見られる。
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