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13日に板門店の協同警備区域(JSA)を突破して亡命する過程で銃撃を受け、治療を受けていた朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士が20日午前に意識を取り戻したと韓国の中央日報が報じた。韓国政府筋の話として伝えた。

治療にあたっている医療関係者が声をかけると、まばたきで返してくるが、まだ話はできない状態だという。

また、京郷新聞は韓国政府筋の話として、兵士は人工呼吸器を外され自発呼吸ができる状態となったと報じた。さらに、目を開けて「助けてください」と言葉を発したが、まだ完全に意識を回復したとは言えず、予断を許さない状況に変わりはないとしている。