北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は10日、米国などが「核戦争の導火線に火をつけようと画策している」とする署名入りの論説を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論説は、「米国の対朝鮮侵略狂気が今年のように極に達した時はかつてなかった」と指摘した。

つづけて、「朝鮮半島と地域の平和と安定を守るための唯一の方途は侵略者、挑発者を無慈悲に掃滅することのできる核戦力を質量共にいっそう強化して力の均衡を取ることだけだということを明白に示している」と強調した。

また、「わが共和国は、強力な戦争抑止力で平和と安全を守り抜き、米国の新たな世界大戦挑発企図を挫折させながら惑星の平和を保障することに大いに貢献している」と主張した。

その上で、「米国は、わが共和国を軍事的に圧殺しようとする無駄な妄想を捨てなければならない」と述べた。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 米国は朝鮮を軍事的に圧殺しようとする妄想を捨てるべきだ

【平壌11月10日発朝鮮中央通信】10日付の「労働新聞」は署名入りの論説で、米国をはじめとする敵対勢力がわれわれの面前で合同軍事演習を絶えず繰り広げながら核戦争の導火線に火をつけようと画策していることについて暴露した。

論説は、わが共和国の警告と内外の強い抗議、糾弾にもかかわらず、米国が今年の年頭から核戦争演習騒動をいっそうヒステリックに起こしたことについて具体的な事実資料を挙げて暴き、次のように強調した。

朝米対決が半世紀がはるかに超えるまで持続してきたが、米国の対朝鮮侵略狂気が今年のように極に達した時はかつてなかった。

われわれは、朝鮮半島の平和と地域の安定を破壊し、情勢を核戦争の瀬戸際へ追い込んでいる戦争狂らを集中的かつ連続的な打撃で無慈悲に掃滅するという敵撃滅の報復意志をはっきりと示した。

米国は盗人猛々しいというふうに、わが国家の自衛的核抑止力を「世界に対する脅威」に罵倒している。

現実は、米国とその追随勢力の核威嚇と恐喝に対処して朝鮮半島と地域の平和と安定を守るための唯一の方途は侵略者、挑発者を無慈悲に掃滅することのできる核戦力を質量共にいっそう強化して力の均衡を取ることだけだということを明白に示している。

平和が力の均衡によって保証されるということは、帝国主義の専横と暴悪がはびこる現実が悟らせる哲理である。

わが共和国は、強力な戦争抑止力で平和と安全を守り抜き、米国の新たな世界大戦挑発企図を挫折させながら惑星の平和を保障することに大いに貢献している。

米国は、わが共和国を軍事的に圧殺しようとする無駄な妄想を捨てなければならない。---

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