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農村などの立ち遅れた地域では当局から要求されてもメーター代を払えず、設置しないまま電気を使う人がいる。そこで、所有する家電製品の数に応じて料金を決めるという制度が取られてきた。

ところが当局は、突然平壌市内のすべての家庭に対して電気メーターの交換、または新規設置を要求し始めた。応じなければ、電気料金の10倍の罰金を科すと脅している。

市民の間からは「どうせまた、庶民から小銭を巻き上げようという魂胆だろう」との声が噴出している。電気料金をきちんと請求するのは当たり前のことだが、何だかんだと口実をつけてカネ集めをしなければならないほどの、当局の困窮ぶりが庶民に見透かされてしまったということだ。