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咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、ボンベに20キロのプロパンガスを充填する料金が昨年の200元(約3400円)から800元(約1万3700円)へと4倍に跳ね上がった。そのうえ品薄となったため、平壌在住の幹部の間に動揺が広がっている。

平壌市内では、火力発電所の排熱を利用した温水で部屋を暖めるセントラルヒーティングを採用している住宅が多いが、火力発電所がまともに稼働していないため、暖房が効かない。また、築50年以上の古いマンションでは、温水供給用の鉄製パイプが完全に腐食し、お湯が循環せず、部屋は寒いままだ。

そこで幹部たちは、自宅にボイラーとプロパンガスのボンベを設置して、暖房から炊事、洗濯、シャワーに使う温水を賄っている。