北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は25日、韓国統一省を非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、統一省の当局者が、韓国国会の国政監査で「自分らが朝鮮半島問題の『核心当事者』として『核問題の根本的で平和的解決を推進』すると唱えた」「国際社会と共に『強力な制裁・圧迫』で『北を非核化協商のテーブルに牽引』するだのと力説した」と指摘した。

これに対して、「身のほどもわきまえられない実にせん越な行為だ」とし、「かいらい統一部の連中が自分らの哀れな境遇をわざわざ否認しながらいくら『当事者』うんぬんを並べ立て、何かをするかのように虚勢を張っても変わるのは何もない」と強調した。

また、「民族の安全と平和守護の霊剣であるわれわれの核抑止力をむやみに謗り、それを除去しようと狂奔することこそ、いささかの民族自主意識もなく、初歩的な理性さえ喪失した者らの反逆的醜態である」と非難した。

その上で、「かいらいが北南対話のテーブルに核問題をのせようと企みながら制裁・圧迫で『非核化対話』を実現しようとのさばっているが、それは永遠に遂げられない妄想にすぎない」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 南朝鮮かいらいのせん越な「当事者」うんぬんを非難

【平壌10月25日発朝鮮中央通信】先日、南朝鮮のかいらい統一部の当局者が「国会国政監査」業務報告なるもので、自分らが朝鮮半島問題の「核心当事者」として「核問題の根本的で平和的解決を推進」すると唱えた。

そして、「平和定着方案を主導的に提起」して「非核化対話の条件を整える」だの、国際社会と共に「強力な制裁・圧迫」で「北を非核化協商のテーブルに牽引」するだのと力説した。

25日付の「労働新聞」は署名入りの論説で、これは自分らの境遇も知らず、身のほどもわきまえられない実にせん越な行為だと非難した。

論説は、かいらいは自分らが「朝鮮半島問題の当事者」論をうんぬんする資格も能力もないということを知るべきだとし、次のように指摘した。

かいらい統一部の連中が自分らの哀れな境遇をわざわざ否認しながらいくら「当事者」うんぬんを並べ立て、何かをするかのように虚勢を張っても変わるのは何もない。

同族の自主権と生存権、発展権を全面否定する米国上司の前代未聞の対決ヒステリーについては正しいことを一言も言えず、むしろ相づちを打ちながら北侵戦争演習をこととするかいらいがあえて民族の安全と平和守護の霊剣であるわれわれの核抑止力をむやみに謗り、それを除去しようと狂奔することこそ、いささかの民族自主意識もなく、初歩的な理性さえ喪失した者らの反逆的醜態である。

かいらいが北南対話のテーブルに核問題をのせようと企みながら制裁・圧迫で「非核化対話」を実現しようとのさばっているが、それは永遠に遂げられない妄想にすぎない。---

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