乗組員の処遇については、これから裁判を受けると報じたメディアと、既に帰国したと報じたメディアに分かれている。
昨年10月には、違法操業を行っていた北朝鮮の漁船「テヤン10号」の船員が、取り締まりにやって来たロシア国境警備隊に激しく抵抗。銃撃により9人が死傷する事件へと発展している。船員の1人に対しては、懲役4年の実刑判決が下されている。
(関連記事:銃撃で9人死傷に「返り討ち」事件…ロシア国境軍と北朝鮮漁民の因縁)金正恩党委員長は、2015年の新年の辞で「漁業を決定的に盛り立てて魚の大豊漁を実現して人民の食卓の上に磯の香りを漂わせる」と述べた。