北朝鮮当局が、昨年11月から国内の車両のナンバープレートを更新する作業を始めたことはデイリーNKでも既報のとおりだ。正規の手続きで発行されたものではないナンバープレートが増え、管理できなくなったことが理由だと伝えられているが、北朝鮮当局の魂胆はどうやら別のところにあったようだ。
(関連記事:北朝鮮、車両のナンバープレートを一斉更新…背景に不正の横行)両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋によると、ナンバープレート更新は最近完了し、先月からは古いナンバープレートを付けた車は10号哨所、つまり国家保衛省(秘密警察)の検問所を通してもらえなくなった。