北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は11日、核開発を正当化する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、世界のメディアと専門家の間から「朝鮮は核兵器を絶対に放棄しないだろう、と評する論調が出ている」と指摘した。

つづけて、「わが共和国の核保有、核戦力高度化は世界制覇に狂った米国から恒常的な脅威を受けている主権国家が当然保有すべき自衛権に属する。わが国家のこの権利を誰も奪うことはできない」と強調した。

また、「誰も核保有国、核強国としてのわが国家の根本的な戦略的地位を変更させることはできない」と主張した。

その上で、「われわれの核戦力は強力な戦争抑止力であり、その高度化に拍車をかければかけるほど、平和はよりいっそう強固になる」と述べた。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 誰も朝鮮の核保有をけなせない

【平壌10月11日発朝鮮中央通信】世界のメディアと専門家の間で朝鮮の核抑止力は米国の侵略を阻むためのものだ、朝鮮を核保有へ進ませたのも、戦争演習で朝鮮の安全を脅かしたのも米国であることをみんなが知っている、ホワイトハウスだけがこの事実を必死に否定している、朝鮮は核兵器を絶対に放棄しないだろう、と評する論調が出ている。

11日付の「労働新聞」は署名入りの論評で、朝鮮の核戦力強化措置に対して理解力の欠如と反感をもって対していた世界のメディアと専門家の認識が変わっていると明らかにした。

同紙は、米国の核威嚇・恐喝に対処して核兵器を開発、保有したとし、次のように強調した。

わが共和国の核保有、核戦力高度化は世界制覇に狂った米国から恒常的な脅威を受けている主権国家が当然保有すべき自衛権に属する。

わが国家のこの権利を誰も奪うことはできない。

われわれの正々堂々たる自衛権行使についてむやみにけなすこともできない。

誰も核保有国、核強国としてのわが国家の根本的な戦略的地位を変更させることはできない。

われわれの核戦力は強力な戦争抑止力であり、その高度化に拍車をかければかけるほど、平和はよりいっそう強固になる。---

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