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韓国で活躍していた脱北タレント、イム・ジヒョンさんが北朝鮮に戻った事件を受けて行われた調査で、韓国国内で所在が不明確だった脱北者900人のうち、746人(82.9%)が海外に出国していたことがわかった。韓国の世界日報が報じた。

韓国国会の外交統一委員を務めるイ・ソッキョン議員が、警察庁の資料を分析した結果、明らかになった。

また、北朝鮮に戻った人は12人、死亡した人は8人、登録した住所と違うところに住んでいた人が110人、連絡ができず所在把握ができなかった人は22人だった。出国した人の目的地はカナダが169人(22.7%)で最も多く、次いで米国113人(15.1%)、英国97人(13.0%)、中国81人(10.9%)の順だった。

これは、韓国社会に適応できず、欧米への移民を目指す脱北者が多いことを示す。