その上でプーチン氏は、2017年の北朝鮮は原爆ではなく水爆を、単純な砲撃システムではなく5000キロ先に到達させられる長距離ミサイルを保有していると語った。
続けてプーチン氏は、力を使って北朝鮮をねじ伏せようとすれば、北朝鮮を強くするだけだと指摘し、言葉を和らげ、米国と諸外国が北朝鮮との対話の道を模索するよう求めた。
ロシアと中国は、北朝鮮には核兵器・ミサイル開発の放棄を、米国と韓国には軍事演習の中止、いわゆる「双中断」を求めている。北朝鮮と米国はともに提案を拒否しているが、プーチン氏はあらためてこの提案の受け入れを促した形だ。