吉林大学の孫興杰教授も「中朝国境地帯で核兵器や難民の危機に対する備えをすべきというのはいい考え」だと述べている。同教授はその一方、「北朝鮮はすでに核兵器を保有しており、核武装をしている国で戦争が起きたことはない」として核戦争の可能性は高くないと見ている。
遼寧社会科学院の呂超教授は「難民の大量流入は大きな懸念」としつつも「それについて話し合うのは時期尚早だ。金正恩政権が崩壊する兆しはない」と述べている。
また、中国を代表する国際政治学者として名声が高い賈氏だが、中国政府の政策立案に及ぼす影響力は弱いとの指摘もなされている。