北朝鮮の金正恩党委員長が黄海南道(ファンヘナムド)クァイル郡を現地指導した。日時は不明。朝鮮中央通信が21日、伝えた。

黄海南道クァイル郡を現地指導した金正恩氏(2017年9月21日付労働新聞より)
黄海南道クァイル郡を現地指導した金正恩氏(2017年9月21日付労働新聞より)

同通信によると、金正恩氏は、クァイル郡革命事績館とクァイル郡沿革紹介室、果樹研究所の分析室、情報室、電子閲覧室などを見て回った。

金正恩氏は、展望台でクァイル郡の全景を俯瞰し、果樹園を見て回った。リンゴを一つ一つさわり、「株当たり平均200個以上、最高300個以上実ったリンゴの木も多いというが、本当にたくさん実った」と豪快に笑ったという。

黄海南道クァイル郡を現地指導した金正恩氏(2017年9月21日付労働新聞より)
黄海南道クァイル郡を現地指導した金正恩氏(2017年9月21日付労働新聞より)

さらに、果物品種を増やす問題、果物加工工程を現代化する問題、豚牧場の運営をよくする問題、電力需要を円滑に保障する問題など、クァイル郡に提起される課題を提示したという。

現地指導には、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)、崔龍海(チェ・リョンヘ)、徐紅燦(ソ・ホンチャン)、金勇帥(キム・ヨンス)、趙甬元(チョ・ヨンウォン)の各氏が同行した。

黄海南道クァイル郡を現地指導した金正恩氏(2017年9月21日付労働新聞より)
黄海南道クァイル郡を現地指導した金正恩氏(2017年9月21日付労働新聞より)

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

金正恩党委員長が黄海南道クァイル郡を現地指導

【平壌9月21日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党委員長で共和国国務委員会委員長、朝鮮人民軍最高司令官である党・国家・軍隊の最高指導者金正恩同志が、黄海南道クァイル郡を現地で指導した。

金正恩委員長は、クァイル郡革命事績館とクァイル郡沿革紹介室を見て回った。

金正恩委員長は、クァイル郡革命事績館と沿革紹介室は一生を人民のために自身のすべてをささげた金日成主席と金正日総書記の人民愛が含蓄された所だとし、革命事績館と沿革紹介室を全国の手本のように立派に整えたことに合わせて同所を通じた教育に力を入れて党員と人々、青少年学生が主席と総書記の念願を大切に刻み付けて富強で繁栄する社会主義強国を一日も早くうち建てることに積極的に寄与するようにしなければならないと述べた。

金正恩委員長は、果樹研究所を訪れて分析室、情報室、電子閲覧室などを見て回った。

果樹研究所で果物の栽培を科学化、現代化、集約化する高い目標を立てて研究の成果を果樹農場に広く導入し、優良品種の果樹を栽培し、種子改良をねばり強く行っているばかりか、気象・気候条件に即して各作業班が科学的な果樹作業を行うように統一的な指揮システムを実現したことについてたたえた。

金正恩委員長は、展望台でクァイル郡の全景をふかんし、果樹園を見て回った。

枝もたわわに実っているリンゴを一つ一つさわりながらこのようなことを見て地面がへこむように実ったという、と述べてヘクタール当たり70~80トンの果物を収穫した果樹作業班が多いというが、本当に大したことである、株当たり平均200個以上、最高300個以上実ったリンゴの木も多いというが、本当にたくさん実ったと豪快に笑った。

今日のすばらしい果物の豊作をもたらしたクァイル郡の幹部たちと人々に自身が感謝のあいさつをささげるということをきっと伝えてくれ、と述べた。

金正恩委員長は、クァイル郡は第7回党大会の決定貫徹のための闘いで全国の前列に立たせるべき典型単位、模範単位だとし、朝鮮労働党委員長の名で感謝を贈り、特別賞金を配慮する恩恵を施した。

金正恩委員長は、クァイル郡が今年に収めた成果に基づいてより高く飛躍するための闘いを力強く展開しなければならないとし、優良の果物品種を増やす問題、果物の独特な味を生かし、果物加工工程を現代化する問題、科学技術普及室の運営に力を入れる問題、果樹と畜産の環状循環栽培システムを確立できるように豚牧場の運営をよくする問題、水滴式灌水システムを完備し、地帯的特性に合う自然エネルギー発電所を建設して必要な電力需要を円滑に保障する問題、防風林を完璧(かんぺき)に造成する問題など、クァイル郡に提起される綱領的な課題を提示した。

朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員で共和国国務委員会副委員長である朝鮮人民軍の黄炳瑞総政治局長(朝鮮人民軍次帥)、党中央委員会政治局常務委員会委員で共和国国務委員会副委員長である崔龍海党副委員長、人民武力省の徐紅燦第1次官(陸軍大将)、党中央委員会責任幹部である金勇帥、趙甬元の両氏が同行した。---

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