スペインが、自国駐在の北朝鮮大使に対して事実上の国外追放命令を下した。

スペイン外務省は18日に発表した声明で、北朝鮮は国連安全保障理事会の制裁決議に違反して、核実験とミサイル発射実験を繰り返しており、国際社会と地域の平和の脅威となっていると非難した上で、自国駐在の北朝鮮大使を「ペルソナ・ノン・グラータ」(好ましからざる人物)であると宣言し、業務の中断と、9月30日までの出国を求めた。

スペイン政府は先月31日、ミサイル発射実験と核実験に抗議して、北朝鮮大使館の人員の数を減らす措置を取っていたが、そのわずか4日後の今月3日に北朝鮮は核実験を行っている。それが今回の国外追放令に繋がったものと思われる。

北朝鮮大使を追放する流れは全世界に広がりつつある。

メキシコは7日、自国駐在のキム・ヒョンギル大使の追放を決定した。それに次いでペルー、クウェートも同様の決定を下している。

一方、韓国の聯合ニュースは外交筋の話として、ベトナム駐在の北朝鮮・端川(タンチョン)商業銀行のキム・ドンホ代表がベトナム政府から出国を求められ、7月中旬に出国していたと伝えた。同代表は外交官の身分を有していた。同行は、海外で販売した兵器の代金のマネーロンダリングなどに関わった疑いが持たれている。

昨年3月に国連安全保障理事会で採択された対北朝鮮制裁決議2270号で制裁対象として名指しされた同行のチェ・ソンイル副代表は、昨年4月に事実上の国外追放に追い込まれた。また、キム・ジュンジョン前代表は自主的に出国している。

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