北朝鮮外務省のスポークスマン(報道官)は5日、北朝鮮が3日に実施した核実験に対して米国が言い掛かりをつけていると、朝鮮中央通信の質問に答える形で非難した。同日、朝鮮中央通信が報じた。

報道官は、核実験をめぐり、「米国が先頭に立って『糾弾』劇を演じながら、反共和国制裁策動に熱を上げている」と指摘した。

また、「トランプが吐いた『火炎と憤怒』という暴言と今行われている米国のヒステリックな反共和国圧殺騒動は、米国こそ朝鮮半島の平和と安定を願う国際社会の意思を無視して戦争だけを追求する白昼強盗であることを明白に実証している」と強調した。

さらに、「トランプ行政府時代に入って、われわれの自主権と生存権、発展権を完全に抹殺しようとする米国の策動がより無分別になっていることに伴って、われわれは国家核戦力強化にいっそう拍車をかけざるを得なくなった」と述べた。

その上で、「米国の白昼強盗さながらの制裁・圧迫策動にわれわれは朝鮮式の対応方式で応えるであろうし、米国はそれによって招かれる破局的な結果に対して全責任を負うことになるであろう」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省代弁人、反共和国制裁策動に熱を上げている米国を糾弾

【平壌9月5日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のスポークスマンは、米国がわれわれの大陸間弾道ロケット装着用水爆の実験に言い掛かりをつけて制裁・圧迫策動に執着し続けていることに関連して5日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

われわれが断行した大陸間弾道ロケット装着用水爆の実験を巡って米国が先頭に立って「糾弾」劇を演じながら、反共和国制裁策動に熱を上げている。

4日、国連安保理緊急会議なるもので米国の代表は、朝鮮は国際社会の意思を無視して戦争だけを望んでいるなどとけん伝しながら、新たな「制裁決議」の採択を強要した。

米国がわれわれの自衛的核戦力強化に言い掛かりをつけてわが共和国のイメージをダウンさせようと狂奔しているのは、緊張激化と核脅威の張本人としての正体を覆い隠すための詭弁(きべん)である。

トランプが吐いた「火炎と憤怒」という暴言と今行われている米国のヒステリックな反共和国圧殺騒動は、米国こそ朝鮮半島の平和と安定を願う国際社会の意思を無視して戦争だけを追求する白昼強盗であることを明白に実証している。

大陸間弾道ロケット装着用水爆の実験は、われわれが選択した並進の道で必ず経るべき正常な工程として、誰もなんだかんだと言い掛かりをつけることができない。

われわれは、長々数十年間持続する米国の敵視策動と核威嚇・恐喝を根源的に取り除くために核保有を選択し、経済建設と核戦力建設を並進させる戦略的路線を堅持している。

トランプ行政府時代に入って、われわれの自主権と生存権、発展権を完全に抹殺しようとする米国の策動がより無分別になっていることに伴って、われわれは国家核戦力強化にいっそう拍車をかけざるを得なくなった。

われわれが今回行った大陸間弾道ロケット装着用水爆の実験は、国家核戦力完成の完結段階の目標を達成するための一環である。

これで、われわれは地球上のどこにいる侵略勢力も断固と撃退し、朝鮮半島と地域の平和と安全を頼もしく守れる最強の核抑止力を備えるようになった。

米国がいわゆる「全ての選択肢」をうんぬんして政治、経済、軍事の各分野で前代未聞の悪らつな制裁と圧力を加えることによってわれわれを脅かしたり、逆戻りさせられると思うなら、それより大きな誤算はない。

米国の白昼強盗さながらの制裁・圧迫策動にわれわれは朝鮮式の対応方式で応えるであろうし、米国はそれによって招かれる破局的な結果に対して全責任を負うことになるであろう。

米国は原爆、水爆と共に大陸間弾道ロケットまで保有した名実相伴う核強国としてのわが国家の実体を暫時も忘れてはならない。

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