北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は先月31日、韓国の文在寅政権による対話の呼びかけに反発する署名入りの論説を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

韓国の康京和(カン・ギョンファ)外相が同月28日の記者会見で、「なによりも重要なことは、北韓(北朝鮮)がこれ以上の挑発を強行しないことによって、対話再開の条件をつくること」と述べたことへの反論と見られる。

論説は、「南朝鮮当局はいわゆる『対話条件』についてうんぬんする前に、相手が誰であり、自分らの境遇がどうなのかということから振り返ってみて分別のある言動を取るべきである」と強調した。

また、「朝鮮半島の核問題の本質も知らない無知な者、外部勢力に追従して同族圧殺策動に狂奔して民族の運命に顔を背ける者が唱える『北の核問題解決関連対話』なるものは永遠にあることも、実現されることもない妄想にすぎない」と主張した。

さらに、「南朝鮮当局が真に北南対話に関心があるなら、米国の手先になって同族対決に狂奔する一切の挑発的妄動から直ちに中止すべきである」と述べた。

そのうえで、「南朝鮮の当局者らは、今のように間抜けな『対話条件』うんぬんを唱えて反共和国対決を鼓吹するなら、北南対話の道が永遠に阻まれ、自分らの破滅の時刻だけを早めることになるということを銘記すべきである」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 南朝鮮当局はせん越な「対話条件」うんぬんを中止すべきだ

【平壌8月31日発朝鮮中央通信】31日付の「労働新聞」は署名入りの論説で、南朝鮮当局は北南対話についてうんぬんする資格さえないと主張した。

論説は、南朝鮮当局が持ち出している「対話条件」なるものは北南関係においてとうてい成立しないものとして、対話自体を否定する自家撞着的なものであるとし、次のように強調した。

南朝鮮当局はいわゆる「対話条件」についてうんぬんする前に、相手が誰であり、自分らの境遇がどうなのかということから振り返ってみて分別のある言動を取るべきである。

朝鮮半島の核問題は、世紀を継いで持続している米国の悪らつな対朝鮮敵視政策と核威嚇・恐喝から生じたもので、それが終息しない限り、絶対に解決されない。

これは、世界が公認していることである。

朝鮮半島の核問題の本質も知らない無知な者、外部勢力に追従して同族圧殺策動に狂奔して民族の運命に顔を背ける者が唱える「北の核問題解決関連対話」なるものは永遠にあることも、実現されることもない妄想にすぎない。

南朝鮮当局がいくら「対話条件」だの、何のと言いふらしても、北南関係を破壊して朝鮮半島に一触即発の戦争の機運をもたらした責任から絶対に逃れることはできない。

北南関係に対する南朝鮮当局の根本の立場が正しくならない限り、北南対話は名ばかりのうわべ飾りにすぎない。

南朝鮮当局が真に北南対話に関心があるなら、米国の手先になって同族対決に狂奔する一切の挑発的妄動から直ちに中止すべきである。

南朝鮮の当局者らは、今のように間抜けな「対話条件」うんぬんを唱えて反共和国対決を鼓吹するなら、北南対話の道が永遠に阻まれ、自分らの破滅の時刻だけを早めることになるということを銘記すべきである。

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