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この間、米朝軍事衝突の危機が叫ばれるようになった要因として、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)が中距離弾道ミサイル4発を米領グアムに向けて発射する計画を8月中旬までに策定すると表明したことがあげられる。グアムへのミサイル発射威嚇は、定例の米韓合同軍事演習「乙支(ウルチ)フリーダム・ガーディアン」を牽制し、あわよくば中止に追い込む狙いがあったのかもしれない。

しかし、金正恩氏はここで腰砕けになる。

金正恩氏は14日、北朝鮮軍戦略軍司令部を視察。「(米国の)行動をもう少し見守る」と述べたのだ。