中国商務省は14日、国連安保理の制裁決議2371号の履行の一環として、北朝鮮産の鉄、鉛、海産物の輸入を全面禁止する措置を取った。また、非公式ながらも北朝鮮労働者の受け入れの中止などの措置を取っている。
(関連記事:中国、北朝鮮の鉱物・海産物を全面禁輸)さらに中国政府は昨年9月、北朝鮮の核開発に関わったとして遼寧鴻祥グループの代表の調査を行い、グループを事実上の解体に追い込んだ。今年7月には、北朝鮮観光最大手と言われている丹東中国国際旅行社の代表を逮捕するなど、北朝鮮と関わりのある企業に対する締め付けを強化している。
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