同社に関しては、中国当局が今年4月、北朝鮮から輸入したばかりの大量の石炭を差し戻すよう命じたと、ロイター通信が報じている。
(関連記事:中国、北朝鮮産石炭の差し戻しを命じる)連邦検察は今年6月、平壌に資金を提供するためのフロント企業だとして、ミンチェン国際貿易という企業を相手取り、190万ドル(約2億800万円)を没収するための訴訟を提起。資金の恒久的な没収が北朝鮮への締め付けになるとみて、北朝鮮と取引のある在丹東の企業に対しさらなる措置を行うものと見られる。
米財務省の元高官、アンソニー・ルギエロ氏は、中国政府と中国の銀行は、北朝鮮の資金の流れを断つための措置を一切行わなかったため、制裁を招いたと述べた。中国は対北朝鮮制裁のとして様々な措置を取っているが、米国は不十分を考えているようだ。