北朝鮮外務省のスポークスマン(報道官)は19日、朝鮮中央通信社記者の質問に答える形で、米国のペンス副大統領が中南米諸国に北朝鮮との外交関係断絶を求めたことを非難した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

南米を歴訪したペンス氏は16日、チリのバチェレ大統領との共同記者会見で、チリとブラジル、メキシコ、ペルーの4カ国に対し、北朝鮮との全ての経済・外交関係を断つよう呼び掛けた。また、「北朝鮮に関して、戦略的忍耐の時代は終わった。全ての選択肢が議論される」と語った。

報道官は、ペンス氏の言動に対して「このような強権行為は全世界を犠牲にして自分の利益をむさぼろうとする米国の極端な利己心と傲慢さを自らさらけ出すだけであり、対朝鮮敵視政策が極に達したということを示している」と非難した

また、「米国がわれわれに反対して強行している強盗さながらの制裁・圧迫策動を黙認、許容するなら、全ての国が米国の内政干渉行為の被害者になる結果を招くことになるであろう」と強調した。

さらに、「誰が何と言おうと、不当で不法な反共和国制裁・圧迫騒動を粉砕して国の尊厳と戦略的地位を固守し、真の国際的正義を実現するためのわれわれの正々堂々とし、責任ある努力は続くであろう」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省の代弁人 中南米諸国に朝鮮との外交関係断絶を強迫した米国副大統領の妄動を糾弾

【平壌8月19日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のスポークスマンは、米国副大統領が中南米諸国にわが国との外交関係断絶を求めたことに関連して19日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

最近、米国副大統領がチリを訪問しながらブラジルとメキシコ、チリ、ペルーにわれわれとの外交関係を断絶することを求めた。

米国がわれわれと友好・協力関係を持っている国々に外交および経済関係を断絶しろと強迫したのは、今回が初めてではない。

米国は、アジアとアフリカ、中南米と欧州の多くの国々にわれわれとのすべての関係を全面遮断することを押し付け、圧力を加えている。

このような強権行為は全世界を犠牲にして自分の利益をむさぼろうとする米国の極端な利己心と傲慢(ごうまん)さを自らさらけ出すだけであり、対朝鮮敵視政策が極に達したということを示している。

米国の関係断絶圧迫は自主的な主権国家の内政に対する乱暴な干渉であり、国際法と国際秩序に対する露骨な挑戦として、糾弾と排撃を免れられずにいる。

米国がわれわれに反対して強行している強盗さながらの制裁・圧迫策動を黙認、許容するなら、全ての国が米国の内政干渉行為の被害者になる結果を招くことになるであろう。

われわれは今後も、自主、平和、親善の理念の下で世界各国との友好・協力関係をより強化し、発展させていくであろう。

誰が何と言おうと、不当で不法な反共和国制裁・圧迫騒動を粉砕して国の尊厳と戦略的地位を固守し、真の国際的正義を実現するためのわれわれの正々堂々とし、責任ある努力は続くであろう。

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