北朝鮮外務省のスポークスマン(報道官)は17日、米国務省が「2017年国際宗教自由報告書」を発表して、「われわれを謗る悪口を並べ立てた」と朝鮮中央通信の質問に答える形で非難した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

報道官は、「米国が『宗教自由報告書』なるものでわれわれに言い掛かりをつけたのは、われわれとの政治的・軍事的対決で窮地に追い込まれた連中の断末魔のあがきとして、論議する一顧の価値もない」と主張した。

また、「前代未聞の制裁・圧迫の中でも総合的国力と戦略的地位が新たな境地に上がったわが祖国の現実は、偉大なチュチェ思想と朝鮮式社会主義制度の正当性と生命力の誇示である」と述べた。

そのうえで、「朝米対決戦が極度に激化した今、米国が宗教問題まで取り上げて各方面からしかけてくる挑発行為は必ず、高価な代償を払うことになるであろう」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮外務省代弁人 米国務省の「2016年国際宗教自由報告書」を糾弾

【平壌8月17日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のスポークスマンは、最近、米国務省が「2016年国際宗教自由報告書」なるものでわれわれに言い掛かりをつけたことに関連して17日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

去る15日、米国務省は世界の全ての国の宗教自由の実態を評価した「2016年国際宗教自由報告書」なるものを発表して、またもやわれわれを謗る悪口を並べ立てた。

米国がけん伝する「宗教自由」うんぬんは徹頭徹尾、主権国家に対する侵略と干渉の口実を設けるための手段にすぎず、そのため世界の多くの国の糾弾と排撃を受けている。

米国が「宗教自由報告書」なるものでわれわれに言い掛かりをつけたのは、われわれとの政治的・軍事的対決で窮地に追い込まれた連中の断末魔のあがきとして、論議する一顧の価値もない。

しかし、朝鮮労働党の永遠なる指導思想であるチュチェ思想とわが人民の生命、生活である社会主義制度を謗ったことに対しては、絶対に黙過することができない。

前代未聞の制裁・圧迫の中でも総合的国力と戦略的地位が新たな境地に上がったわが祖国の現実は、偉大なチュチェ思想と朝鮮式社会主義制度の正当性と生命力の誇示である。

朝米対決戦が極度に激化した今、米国が宗教問題まで取り上げて各方面からしかけてくる挑発行為は必ず、高価な代償を払うことになるであろう。

米国は、われわれに対する傲慢(ごうまん)無礼な挑発行為と一方的な強要を直ちに撤回し、われわれをこれ以上、刺激してはいけないという警告を深刻に聞き入れる方がよかろう。

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