エレマン氏は、親露派のヤヌコーヴィチ前大統領が2014年に退陣に追い込まれた後、経営が苦しくなった工場が、北朝鮮と手を結んだ可能性があると指摘した。この工場は、ヤヌコーヴィッチ氏の前任者、クチマ元大統領が工場長を勤めていたことがあり、政権と深い関係があると言われている。
この報道について、ウクライナは全面的に否定した。
ウクライナ政府の安全保障会議に当たる国家安全保障・国防会議のオレクサンドル・トゥルチノフ書記は、報道は根拠がない、ロシアの情報機関が罪を覆い隠すために行ったものだと否定した。また、ウクライナ政府は国際社会の対北朝鮮制裁を全面的に支持するとも述べた。