北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会のスポークスマンは2日、同国が28日に大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」型を試射したことをめぐり、米国が「無分別に振る舞っている」と非難する声明を発表した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

声明は、「米高位当局者らは、『軍事的選択案』『秘密作戦準備』『政権交代』などと言って責任を持てない無謀な妄言をむやみに吐いている」と指摘した。

また、「『北の核廃棄』の野望がいつになっても実現されない荒唐無稽な妄想であることをはっきりと悟るべきであろう」と強調した。

さらに、「これまで着々と見せた核戦略武力で厳しくしつけてやると語った、天が賜った偉人の厳しい宣言は米国に送る先軍朝鮮の厳正な重大警告である」と述べた。

また、「対朝鮮敵視政策から転換して本土を含む米国全体の安全を保障してもらうか、でなければわれわれとあくまで対決していて前代未聞の核惨禍の中でアメリカ帝国の悲惨な終えんを迎えるかという二つの道以外に他の選択はあり得ない」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

ア太委代弁人、米国は共和国の意味深長な警告を慎重に刻み付ける方がよかろう

【平壌8月2日発朝鮮中央通信】朝鮮アジア太平洋平和委員会(ア太委)のスポークスマンは、われわれの大陸間弾道ロケット「火星14」型の第2次試射の大成功という厳然たる現実の前で大勢を正しく判断して責任ある選択をしなければならない米国がいまだに気を確かに持てず、無分別に振る舞っていることに関連して2日、声明を発表した。

米高位当局者らは、「軍事的選択案」「秘密作戦準備」「政権交代」などと言って責任を持てない無謀な妄言をむやみに吐いている。

声明は、愚昧極まりない蛮勇を振るう米国に平和を愛するこの国の千万軍民の名でこの惑星を響かせた不世出の偉人の警鐘を再び想起させるとし、次のように強調した。

トランプ行政府は、野獣のような米帝によってこの地で残酷な戦乱を経験したわが人民にとって、国家防衛のための強力かつ威力ある戦争抑止力は必須不可欠の戦略的選択であり、何によっても逆戻りすることができず、何とも換えられない貴重な戦略資産であると述べたわれわれの最高指導者の有名な言葉が並進の旗印を高く掲げて自衛的核戦力強化の道へあくまで進もうとするわが軍隊と人民の鉄石の信念であり、絶対不変の意志の宣言であることを銘記すべきである。

そして、せん越な戦争のほらや極端な制裁脅威はわれわれをいっそう覚醒、奮発させ、核兵器保有の名分だけを立てるようにするだけであるとしたわが最高首脳部の宣告を重く受け入れ、夢見ている「北の核廃棄」の野望がいつになっても実現されない荒唐無稽(こうとうむけい)な妄想であることをはっきりと悟るべきであろう。

米国が、われわれの度重なる警告にもかかわらず、この地にまたもや悪臭漂う面を出して核の棍棒を振り回しながら間抜けないたずらをするなら、われわれはこれまで着々と見せた核戦略武力で厳しくしつけてやると語った、天が賜った偉人の厳しい宣言は米国に送る先軍朝鮮の厳正な重大警告である。

今や、米国にはチュチェの核強国、世界的な軍事強国としてのわれわれの戦略的地位を認め、対朝鮮敵視政策から転換して本土を含む米国全体の安全を保障してもらうか、でなければわれわれとあくまで対決していて前代未聞の核惨禍の中でアメリカ帝国の悲惨な終えんを迎えるかという二つの道以外に他の選択はあり得ない。

米国は、対朝鮮敵対と戦争狂気によって熱くなった頭を冷やし、われわれの意味深長な警告を慎重に刻み付ける方がよかろう。

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