HOME > 連載 > 高英起の無慈悲な編集長日誌 > 北朝鮮のミサイル開発と「国民虐待」は表裏一体の関係にある 2017年07月30日 | ミサイル 北朝鮮が、この7月だけで2回も大陸間弾道ミサイルを発射した。しかも、いずれも成功したと見られ、2回目には米本土を射程に収めた可能性を示して見せた。 北朝鮮の弾道ミサイルは、少し前までは着弾前の空中爆発が目立ち、技術が完成するまで時間的余裕があると見られていたが、北朝鮮はごくわずかな期間で大きな進展を成し遂げてしまった。しかも、国際社会による経済制裁と米国の軍事圧力下においてだ。 軍隊が虐殺 どうして、そんなことができるのか。最大の理由は、金正恩党委員長が独裁体制を敷いていることにある。 12