高速道路の建設については、2015年10月の朝鮮労働党創立70周年記念行事に参加した中国共産党の劉雲山中央政治局常務委員と、金正恩党委員長の間で合意したものと伝えられている。北朝鮮当局は合意に基づき、今年4月に着工式を開くことを中国に提案したが、受け入れられなかった模様で、その後の動きはない。
(関連記事:中朝を結ぶ高速道路、着工式行われず)工事がいつ再開されるかわからない新鴨緑江大橋だが、地元の期待は大きい。北朝鮮との交易で潤ってきた丹東は、北朝鮮の相次ぐ核実験、ミサイル発射実験による経済制裁で、深刻な不況に陥っているからだ。
その影響で様々なプロジェクトが凍結の憂き目にあっている。