北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は2日、南北関係問題において米国が韓国に圧力をかけて「反統一干渉行為」を行っていると非難する署名入りの論説を配信した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。
米国のトランプ大統領と韓国の文在寅大統領は30日に首脳会談を行った。会談後に発表された共同声明では、米韓同盟の強化や対北朝鮮政策での連携などが確認された。論説は、こうした米韓の動きに対する非難と見られる。
(関連記事:北朝鮮メディア、韓国文大統領を「親米手先」と非難 )論説は、「最近、米国が北南関係の改善を阻むための不当な干渉策動にやっきになって執着している」と指摘した。