北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は2日、訪米してドナルド・トランプ大統領と首脳会談を行った韓国の文在寅大統領を非難する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。
文氏とトランプ氏は30日、ワシントンで初の首脳会談を行った。会談後に発表された共同声明では、米韓同盟の強化や対北朝鮮政策での連携を確認した。
論評は、「南朝鮮当局が執権者の最初の訪米に関連して親米事大の旧態に陥り、対米屈従の鎖に縛られている自分らの哀れなざまを余地もなくさらけ出している」と主張した。名指しはさけているが、執権者が文氏を指していることは明らかだ。