北朝鮮の対韓国宣伝団体である朝鮮平和擁護全国民族委員会のスポークスマンは29日、朝鮮中央通信の質問に答える形で、文在寅政権が「挑発的な北侵戦争演習に狂奔している」と非難した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

スポークスマンは、「南朝鮮執権者は23日、われわれを狙った弾道ミサイル試射を直接参観して『北のミサイル挑発高度化』だの、『対話も強い国防力があってこそ可能』だのと力説し、これに対してかいらい当局と保守メディアは『対北警告メッセージ』とけん伝している」と指摘した。

つづけて、「これは、北南間の軍事的緊張状態を解消するためのわれわれの真心こもったアピールに対する正面切っての挑戦であり、米国の反共和国侵略戦争策動に加担する反民族的犯罪行為である」と非難した。

さらに、「南朝鮮当局が心から北南対話を願い、平和を望むなら、民族の主敵である米国にこびへつらい、保守勢力の機嫌を取って自ら自分の墓を掘る軍事的対決妄動に執着するのではなく、わが民族同士の精神を持って北南間の軍事的緊張状態から解消すべきだというわれわれの愛国・愛族的アピールに呼応しなければならない」と主張した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮平和擁護全国民族委代弁人 われわれとの軍事的対決を鼓吹する南朝鮮当局を糾弾

【平壌6月29日発朝鮮中央通信】朝鮮平和擁護全国民族委員会のスポークスマンは、南朝鮮当局が「北の挑発脅威」をけん伝してわれわれとの軍事的対決を鼓吹していることに関連して29日、朝鮮中央通信社記者の質問に応えた。

スポークスマンは、最近、かいらい軍好戦狂は米帝侵略軍と共に南朝鮮と米本土でわれわれの核施設を爆撃する連合訓練を行ったのに続き、6・25(朝鮮戦争の勃発日)を契機に「2017年統一訓練」なるものを行うなど、挑発的な北侵戦争演習に狂奔しているとし、次のように言及した。

そうかとすれば、「国務総理」をはじめとする高位当局者は前線地帯の軍部隊と「韓米連合師団」などを訪ね回って「北の実存的脅威に対する対応」を騒いでおり、はては、かいらい国防部長官候補なる者は「有事の際、前線を北上させて北の地域で戦えるようにする」という妄言まではばかることなく吐いた。

特に、南朝鮮執権者は23日、われわれを狙った弾道ミサイル試射を直接参観して「北のミサイル挑発高度化」だの、「対話も強い国防力があってこそ可能」だのと力説し、これに対してかいらい当局と保守メディアは「対北警告メッセージ」とけん伝している。

スポークスマンは、これは、北南間の軍事的緊張状態を解消するためのわれわれの真心こもったアピールに対する正面切っての挑戦であり、米国の反共和国侵略戦争策動に加担する反民族的犯罪行為であると糾弾した。

とりわけ米国に軍事主権まで奪われたかいらいなどがいわゆる「自主国防」をうんぬんしてわれわれに立ち向かってみるということ自体が身の程も知らない笑止千万な醜態であるとし、スポークスマンは次のように強調した。

南朝鮮当局が心から北南対話を願い、平和を望むなら、民族の主敵である米国にこびへつらい、保守勢力の機嫌を取って自ら自分の墓を掘る軍事的対決妄動に執着するのではなく、わが民族同士の精神を持って北南間の軍事的緊張状態から解消すべきだというわれわれの愛国・愛族的アピールに呼応しなければならない。

南朝鮮当局は、われわれの警告と忠告を肝に銘じて選択を正しくする方がよかろう。

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