当局は特別取り締まり期間初日の20日に、恵山(ヘサン)駅周辺で抜き打ちの宿泊検閲を大々的に行い、出張の目的が不明確な兵士20数人を逮捕した。
情報筋は取り締まりの対象となった家について触れていないが、おそらく列車待ちの乗客を泊める「待機宿泊」、つまり民泊だと思われる。通常ならワイロで済ませられるが、大量の逮捕者が出ているところを見ると、容赦ない取り締まりが行われていることがうかがえる。
(関連記事:男女密会に殺人事件も…北朝鮮版「民泊」のアブナイ実態)一方、西隣の慈江道(チャガンド)でも大々的な宿泊検閲が行われている。