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2008年の北京オリンピックをきっかけに中国の石炭需要が急増したことに目をつけた個人や組織が、数百もの小規模な炭鉱を作り、石炭輸出を行った。あまりに大量な輸出に、このままでは資源が枯渇しかねないと危惧した北朝鮮当局は、2008年から無煙炭の年間輸出量を500万トンに制限した。

しかし、党や軍が率先して制限を無視し、2013年の輸出量は1000万トン、2016年には2200万トンに肉薄した。

2013年には「大切な資源を安値で売り払った」として党に対する大々的な粛清が行われたが、それでも輸出増加が止まることはなかった。