人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

中朝国境地帯では2013年から、韓国系の宣教師らが姿を消し、間もなく北朝鮮の平壌で「スパイ行為を働いた」などと告白会見をさせられる事件が相次いでいる。たとえば2015年7月30日には、韓国系カナダ人牧師のヒョンス・リム氏が会見。「北の体制を覆し、宗教国家を建てるための拠点を築くため」18年間にわたり入国を繰り返してきた、などと話した。

しかし、世界でも最も過酷な思想統制を行ってきた北朝鮮で「宗教国家」をつくるなど、あまりに荒唐無稽なストーリーだ。では、北朝鮮に拘束された外国人は、どのようにしてこのような「作り話」をしゃべらされてしまうのだろうか。

北朝鮮当局は、自国民に対し無慈悲な拷問を加えることで知られる。

(参考記事:刑務所の幹部に強姦され、中絶手術を受けさせられた北朝鮮女性の証言

しかしさすがに、会見に引っ張り出される外国人が、凄惨な暴力を振るわれたとの情報はない。