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金日成時代には、皆が参加したがっていたこの行事だが、今では相当の見返りがなければ誰も参加しようとしなくなってしまった。国や指導者に対する忠誠心が低下した上に、国の行事よりもプライベートを優先する雰囲気が広まっているからだろう。また、参加期間中には市場での商売ができず、収入が減ってしまうことも一因と思われる。

ちなみに白頭山踏査行軍と並んで不人気なのが、金日成氏と金正日氏の遺体が安置されている錦繍山記念宮殿の参拝だ。参加者を選抜して3ヶ月に1回行われるのだが、既に7〜8回参加した人が多く、募集がかかっても多くの人が無視するほどだという。